1923年9月 (昭和7年) |
東京時計側工業組合の黄銅条及び板、洋白板の製造工場として創業。 |
1943年 (昭和18年) |
戦時企業整備令により日野重工業株式会社(現在の日野自動車工業株式会社)がこれを買収し、自家用リン青銅の製造販売を開始する。 |
1946年2月 (昭和21年) |
当時の日野重工業株式会社 造材部長 永安吉助が日野重工業株式会社から分離独立し株式会社成増伸銅所を設立する。(設立年月日:1946年2月6日) |
1949年8月 (昭和24年) |
従来圧延加工が極めて困難とされていた軸受材鉛青銅板(SAE-791)の圧延加工方法の開発に成功し製造販売。 |
1950年7月 (昭和25年) |
社名を成増伸銅株式会社に変更。 |
1954年8月 (昭和29年) |
電子工業界の要望に応え純銀板をバネ用りん青銅に接着(クラッド)した複合バネ接触片材料(商品名「シルベニア」)を開発し、製造販売。 |
1954年12月 (昭和29年) |
日本電信電話公社(現NTT)、電気通信研究所の研究による銀、インジウム合金のクラッド化に成功し、その特許実施権が認められ、商品名「エキストラシルベニア」の本格的な量産化を図る。主にテレビ用摺動電気接点材料としてテレビの高性能化に貢献。 |
1955年3月 (昭和30年) |
独自のクラッド技術を応用して、りん青銅・鉛青銅などの耐磨耗性合金を鉄板にクラッドし、圧延加工した商品名「スチ-ル・バックドメタル」を主に自動車用軸受材料として製造販売。 |
1956年10月 (昭和31年) |
高価な銀ロウに代わる新しいロウ材として、廉価高性能銅合金用低温ロウ商品名「CUP64」を開発し製造販売。 |
1958年3月 (昭和33年) |
画期的な永安式水冷インゴットケ-スの開発に成功し、りん青銅、洋白業界の発展に貢献。 |
1964年2月 (昭和39年) |
テレビ用チュ-ナ-の高性能化に応えて帯状シルベニアの片面連続金めっき装置の開発に成功。 |
1967年3月 (昭和42年) |
新しい電気・電子材料として量産化を開始。加圧銀めっき条の開発に成功し特許権を取得。 |
1967年9月 (昭和42年) |
カラーテレビチュ-ナ-の接触片材料として、松下電器産業株式会社無線研究所と共同で金合金、銀合金、銅合金で構成された三層積層板の接触片材料を開発、製造販売。 |
1969年10月 (昭和44年) |
連続銀めっき装置を開発し、めっき圧延条、商品名「シルコート」を製造販売。 |
1970年10月 (昭和45年) |
社名を株式会社シルベニアに変更。(当時の主力商品のシルベニアが社名の由来) |
1981年3月 (昭和56年) |
金ストライプ部分めっき条を開発、製造販売。 |
1986年 (昭和61年) |
連続めっき設備を増設し、銀めっき条を開発、販売。 |
1996年 (平成8年) |
連続ニッケルめっき設備を増設し量産販売。 |
1999年 (平成11年) |
連続銀めっき設備、新型ラミネ-ト設備を増設。 |
1999年8月 (平成11年) |
ISO9001取得。(JMAQA-392) |
2002年 (平成14年) |
連続銀めっき設備を増設。 |
2004年 (平成16年) |
新型スリッタ-機を増設。 |
2017年 (平成29年) |
本社、工場を東京都板橋区から埼玉県本庄市に移転。公害処理装置を新設。 |
2018年3月 (平成30年) |
民事再生法申請。(さいたま地方裁判所) |
2018年 (平成30年) |
群馬県産業技術センターと「シルコート」、「新シルコート」の共同開発に着手。 |
2019年5月 (令和1年) |
信越理研株式会社に全株式を譲渡し、信越理研株式会社の完全子会社となる。社名を信越理研シルコート工場株式会社に変更。代表取締役に、信越理研株式会社 代表取締役社長 服部俊直が就任。 |
2019年7月 (令和1年) |
ISO9001:2015認証継続。(C2019-01796-R1) |
2019年7月 (令和1年) |
「スーパーシルコート」品の特許出願。 |
2019年11月 (令和1年) |
0.45mm巾 極細ストライプ Au,Ag,Snめっき開発。 |
2020年1月 (令和2年) |
ISO14001:2015認証取得。(C2019-00256) |
民事再生手続終結。(2020年1月16日 さいたま地方裁判所) |